xx あんたは革命起こさないのかい、ってね。†Gone with the fiend~ロックばかり聴いてちゃダメよ! 忍者ブログ
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3連休最終日は映画を見たんですが、いよいよ話題になってきたようです。『チェ 28歳の革命』、あのゲバラを描いたストーリーです。最近、ゲバラ役で主演したベニチオ・デル・トロも来日してました。しかしこの人、私はお初です。

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
詳細はベニチオ・デル・トロ - Wikipediaを見てくれたら分かります。かなり人気のある人のよう。それにしても41歳?!貫禄あり過ぎでしょう(笑)。

さて全編スペイン語で進むこの映画。やはり
スティーブン・ソダーバーグは良かったです。ややスタイリッシュに出来上がっている感は否めませんが、少なくとも下品なハリウッド映画になっていなくて安心(当然ですが)スペイン語でちゃんと通したのも成功しています。

物語は淡々と進み、ほぼ事実のみを描いていると思います。元々この映画の構想を練ったデル・トロ自身、ゲバラに敬意を抱いており、よく研究しているのが分かります。
なにしろ映画のスポット宣伝を見たとき、ドキュメンタリー映像も使ってるんだ・・・と勘違いしました。

それくらい、似てます。

似てりゃいいという物ではないので、勿論たたずまいなんかも必要ですし、ただ「あんた、今度ゲバラやってね」「あいよ」では決して出来ないレベルでした。
ゲバラに会ったことないし過去の映像もそんなに見たわけじゃないので、印象止まりではありますが。

映像はソダーバーグ的ともいえる、ちょっとガサついて落ち着いた色合いの、フィルムの質感が心地いいものです。大げさな表現も無駄な会話もなく、革命に進み行く人生のほんの一部ではあるけど、事実のみを静かに伝えていると思いました。

実際のゲリラ活動生活はもっと悲惨で、もっと汚くて見るに耐えないものだろうし、そういう心身の”きつさ”までを共有できる程にはこの映画はなっていません。
本当ならゲバラの著した書物などを読むべきで、第一部と二部あわせても4時間程度の映画では、「ゲバラってこんな革命家のひとなんだー。」くらいのことしか理解できません。

ですが、映画CMでおすぎが”ゲバラをTシャツの柄でしか知らない人”とか言っているように、あまりにも知られてなさ過ぎる革命家という人生を発見するには、十分助けになるかも知れません。
そして、若い頃にこんな映画が存在していれば、もう少し人生変わったかもしれないなと勝手に悔やんでみました。

ばらしちゃうと、エンドロール終了後に後日公開される第二部の予告があります。『39歳 別れの手紙』。
私、第二部は必ず泣くでしょうね~。

それにしても、アメリカ共同資本でこの映画を製作するってどういう了見なのでしょう。
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