日時と場所:2013年10月19日、さいたまスーパーアリーナ
前評判の悪さでチケット売れ行き史上最低(たぶん?)、記念すべきLOUD PARK 13どす。
メタルらしく13。意味深な13。
のせいか知りませんが、開催前日にヘッドライナーの来日キャンセル報告。
KING DIAMONDは機材を載せた船が、予定通り日本に到着せず
残念ながら出演をキャンセルしますとさ。
はっはっはっは
聞いたことね~な機材が遅れてキャンセルて。もう日本に来なくていいよ!
機材なんか適当に借りてこい!!キャリア長いんだから道具で演奏すんな!!!
ステージセットなんか無くても音で乗り切れ!
もう飽きた。前置きはこのへんで。
そのような事態ですから、本編じつに心配でしたけど。やっぱり行って良かったな~♪
では少しずつ感想を上げてみたく存じます。
前評判の悪さでチケット売れ行き史上最低(たぶん?)、記念すべきLOUD PARK 13どす。
メタルらしく13。意味深な13。
のせいか知りませんが、開催前日にヘッドライナーの来日キャンセル報告。
KING DIAMONDは機材を載せた船が、予定通り日本に到着せず
残念ながら出演をキャンセルしますとさ。
はっはっはっは
聞いたことね~な機材が遅れてキャンセルて。もう日本に来なくていいよ!
機材なんか適当に借りてこい!!キャリア長いんだから道具で演奏すんな!!!
ステージセットなんか無くても音で乗り切れ!
もう飽きた。前置きはこのへんで。
そのような事態ですから、本編じつに心配でしたけど。やっぱり行って良かったな~♪
では少しずつ感想を上げてみたく存じます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Lost Society
フィンランドの若きスピードメタル。
PVでは現代的な音に聞こえたんだけど、実際に聴いたら初期スラッシュメタルに印象が近い。
会場やPAなど条件に因ったのかもしれない。一層激しく、乱暴な音でございました。
1曲め始まるやいなやサークルピットでまともに見れず。
右端に避けて場所確保したものの、一発目からそんなんで冷めてしまい、
ヘドバンする気にもなりませんでした。
というか、もう一捻り欲しいなぁというのが正直な感想。
全てが同じに聞こえてしまう。素直過ぎる曲ばっかりで、長続きしないなと思ってしまう。
それでも多くの期待を集めたのは明らかで、朝10時半から結構な集客に貢献していた。
まだ若いので、今後の変化を楽しみに。
++++++++++++++++++++++
Crossfaith
ごめんなさい、2分くらいしか見てません。どうしても駄目なんす。日本人がボーカルとってるの。
コレばかりは誰に何を言われても駄目。何も申し上げられません。
++++++++++++++++++++++
Bring me the horizon
なんでこういう、面倒くさいバンド名を付けたがるのか最近の人たちは。
UKからの、現代的なやつです。
この言い方で分かってもらえると思うけど。
好みではないです。こいつらじゃなきゃ出せない音ってワケでもない。
2000年頃からかい?この感じがメインに上がってきたのは。
音の好き嫌いは人の勝手だから仕方ないんだけど
俺達だけのナントカ、みたいのをもっと追求しないかな。
ダサくてもいいからさ。
++++++++++++++++++++++
DEVIN TOWNSEND PROJECT
キャリアはあるようだが私は知らなかった。カナダ出身のデヴィン・タウンゼンドが率いる。
彼自身は、スティーヴ・ヴァイのアルバムなどにも参加した経歴を持つ。
このヴィデオでも分かるように、ユーモアのセンスとヘヴィな音で
自分のキャラクターを上手く作り出している人のようです。
開始前のバックスクリーンにチーズバーガーが映っていたのが謎。
物販やってるロッテリアの策略か。
一服して、始まって数曲後に会場へ入ったので、チーズバーガーの理由は今も分からず。
ここまでのバンドと違い、すっかり大人な彼らのステージングは
おっさん臭さもありながら、何を見せればよいか計画立てられている感じで
良い意味での安定感を醸し出していた。
4人とも襟付きの黒いシャツを着用。大人である。
本人はジャケットまで着こみ、金融系ルックスが決まっている。
よく見るとシャツには「dp」と、チームロゴの刺繍が施されていた。
まさに会社員のユニフォーム。
しっかりした演奏にユニークな個性。いい感じのおじさん達なのだ。
世のロック小僧共は、俺もこんな風になりてぇ~、と思うのだろう。
なれないよ。
ちなみにメンバー4人中、3人が坊主頭であった。
++++++++++++++++++++++
THERION
お目当てバンドのひとつだ。
だった、という方が正しいか。まさかトーマス・ヴィクストロム来ないとは思わなんだ。
一目惚れのトーマスがいないのでは、どうにも話にならん。
初めて彼を確かめられる、LOUD PARK 13最初のお楽しみだったのに。
強引にトーマスの映像を引っ張ってきました。
機材セッティングがグダグダし、開始が15分遅れる。
遅れた分は伸ばされず、演奏時間が単に短くなってしまった。
なんてケチくさい運営なんだ。
途中の曲では入りに失敗し、やり直すハプニングもあり。(予定曲を変えたのかもしれない)
女性ボーカルの一人が何度も「スミマセン~」と言わなきゃならないほど、
全体的に締まりのないステージとなっていた。
本人たちだって急に演奏時間を短くされたら、そら気分も良くないわね。
ちなみにその娘は、水玉模様のツインテール。
トーマスではない、今回のメインボーカルはスノーウィ・ショウ。
なんじゃこの顔は。
白塗りに黒縁。
2日目に来るはずだった誰かさんみたいじゃないか。
演奏が乗ってくれば本来のゴージャスメタル。
オペラと北欧民謡の牧歌的なメロディーを融合したような、
冷たい空気感の素晴らしい音楽だと思う。
お願いだこのままいってくれと、祈らずにはいられなかった。
フランス・ギャルのあれは、どうなんだろうな。
なんでも最新作がフレンチ・ポップスのカバーだそうで、
色んな意味で考えさせられる今回であった。
++++++++++++++++++++++++++
LORDI
この日はKISS幕張メッセ公演と見事カブっていた。
それで人が少なかったと、言えなくもないか。
LOUD PARKでKISSに対抗するならば!と呼んだわけでもないだろうけど、
見事なクリーチャーがステージ上にお出まし。
分かっていたけど、実物見たら思った以上に仰天した。
本当にああいう生き物が楽器弾いてるようにしか見えない。
出来栄えは上々である。
フェスで本命と思っていたバンドより、注目していなかったバンドにヤラレるのは何故だ。
LORDIはまさにそれである。
すんごい見た目と意外にポップな曲調、といったら、それはKISSじゃないか~。
幕張メッセ行かなくて良かった、選択は正しかったのだ。
これからはLORDIだな。
++++++++++++++++++++++++++
LYNCH MOB
1日目の大本命、ジョージ・リンチ師匠。
最後の最後で追加ラインナップとして発表されました。
実は昨年、ご本人様は来るつもりでいらしたようなのですが、
どういうわけか入っていませんでした。
その時はT&Nでと仰っていたけど、結局LYNCH MOBです。
今回のボーカルですが、勉強不足ですみません。
「明日のLast in Line見てね」みたいなことを言ってたのだが、関係者?
しかし師匠はいつだって、ドン・ドッケンに似た声質の人を拾ってるな。
分かる気が致します。好きになる人って、いつも似てるのよね♥
ステージが暗転する直前にギターが聞こえて、
なんだこのサウンドチェックしてる人巧いな、なんて思っとったら
師匠でした・・・。
もう弾かずにはいられないんですね!はいはい。
俺は弾きたいのよ。
まだですかあ~。
師匠の思うままにステージは進行します。
ボーカルがMC頑張っても、無視して弾いちゃう。
それでも負けずに客をノセます、頑張るぞ。
とはいえ、私は師匠しか殆ど見ておりません。
スーツでびしっと決め、カミソリギター(あら懐かしい)をご披露なさるお姿しか。
何年経っても切れ味抜群です。
お前、タッピング奏法って知ってるか?!
肝心の曲目ですが、DokkenとLYNCH MOB半々くらいかな~。
入りがTooth and Nailですからね。サービスといったところでしょうけど、
いい曲たくさんあるから、MOBに偏ってくださって構いませんでしたのに。
まあLYNCH MOB文字通り、LYNCH集団なので、何を演っても文句はございません。
The Hunterが聴けたのはやっぱり嬉しい。
Dokken時代はコーラス殆ど担当しませんでしたが、今はお歌もアリなんですね。
あと、喋りましたね(笑)
おおー、師匠が喋った!私もう十分です。
59歳で素肌にジャケット着れるお方は、あなたくらいしか居ません。
ますます愛は深まります。
ちなみに、師匠と一度だけ握手をしたことがあります。3年前?
怖いかな~と警戒したのですが、とても優しい方でした。歳のせいかも知れませんが。
+++++++++++++++++++++++
BEHEMOTH
今回唯一のブラックメタル。北欧ではなく、ポーランドのバンド。
こういったバンドの召喚こそ、フェスの存在意義なのだ。
単独では、日本のマーケット考えたらちょと難しいものがある。
中心メンバーのネルガルさん、白血病で近年は厳しい状況にあったようです。
来れたということは、峠を越したのでしょう。来てくれるのは有難いことですね。
ここまでの流れとは全く違い、全員が無表情なまま進むステージ。
フードを被ったネルガルは悪魔というより、修行僧のよう。
時折こちらに向かって感謝の思いで手を合わせるなど、悟りを開いた人に見えた。
今年の映像を拾ってきました。衣装は同じで、上にマントを着ていた。
ネルガルの反宗教的行動で、自国内ではメディアの締め出しくらったりとか、
今でもブラックメタルらしさ(?)を失わずに活動中です。
そういうの、あんまりないよね。皆わりと一般的に行動するようになったりして。
Darkthroneが好きな自分が言うのもなんですが。
+++++++++++++++++++++
CARCASS
これを目当てが多かったんじゃないかな。盛り上がり凄かった。
ビル・スティアーは、これ以外のバンドで2回観てる。カーカスは活動休止中に知ったので。
まさかこんな穏やかな美形が、ゴアなんか演るのかという。
バックスクリーンにはお肉屋さんの映像が終始流れておりました(笑)
違うから。
R指定だよふつうに・・・。
客は当然のごとくサークルピット モッシュ ダイブ な様子で、
またも端っこに追いやられる始末。
最近のライブ、あいつらのせいでセンターで見れることが少ない。
かなりウンザリしてます。(サークル煽るバンドもいるから。どうにもならん。)
ビルのグロウルもあり、しかし弾く姿は変わらずなんだなと。
ロッケンロールなビル
ゴアなビル
こんな風に音楽のタイプが異なっても、音に合わせられ、かつ自分のプレイが失われない。
当然といえば当然ですが
プロってすげーのね、って思っちゃう。
ところでビルのレスポール。
赤にゴールドパーツ?だったら自分のと同じなんだが。
+++++++++++++++++++++++++
ANGRA
以前とはボーカルが違う人みたい。ちょっとググると、創設からメンバーチェンジが激しいようだ。
元はVIPERから発生したバンドなのだわ。
何やら気にはなりますが、正直言うと好きなバンドには入らない。
キコはいい音出すギタリストだと思うけど、曲が普通である。
いってみれば王道路線、あまり特徴を感じないのが否めません。
日本人に受けやすい線ではありますね。
あえて言うなら、ブラジルのヘヴィメタルは裾野が広いってこと。
ワールドカップもオリンピックも、開会式はメタルしかないな。
+++++++++++++++++++++++++
EUROPE
え?ヨーロッパ出んの??
って思ったのは私だけなのか。そのくらい、サブヘッドライナーの位置づけに戸惑い。
その思いを見事に裏切る、良いステージでした。
当時、ジョーイが北欧の美形ボーカルっていう注目度で、
あとはジョン・ノーラムのほっぺが赤いとか、ビジュアル要素の見方をされがちではあった。
もちろん、楽曲や演奏技術に対する評価は高かったけども、
あれだけ美形がフロントにいたら、本来とは違う評価も受けてしまうのよ。
80年代とは、そういう時代でもありました・・・。
さて、そのジョーイ。歳はそれなりにして、老けたっていう印象は無いな。
声もハイトーンに渋さが入りましたが、聴き応え十分でした。
北欧ハードロックの貴公子健在。田舎の兄ちゃんテイストも変わらず。
Seven Doors Hotel、Carrie、Rock The Night といった、皆が聴きたい曲は揃えた感じ。
Rock The Night。カラオケで盛り上がれそう~って、カラオケ行かないけど。
好きな人は歌ってね。
実はそれほどEUROPEに思い入れたことは無く、有名曲をざっくり聴いていた程度だ。
なのに、やってしまった。
Final Countdown でジャンプ大会。恥ずかしいぜっ!
世界一有名なキーボードのイントロ。
私も10代の頃は鍵盤やってたから、このイントロは弾いちゃったよね。
改めて聴いても、EUROPEはダサい。
そのダサいところをあんまり変えてないのが、逆に良かったみたいです。
やっぱジョーイ・テンペストだね!と言われるような。
Final Countdown演らないとだよね!と期待されるような。
そーゆうのを奥せず貫いていて、今回のライブにつながったんだと思います。
絶対にEUROPE知らないよね???というような若い子たちも
待ってましたとばかりに合唱してんだから・・・
こいつらじゃなきゃ出せない音。
それが最近の音楽には足りないものなんだ。
今年がデビュー30周年だそうで、そんなに経ちましたかぁ。
自分はなにをして来ただろうと反省ばっかするんだよね、こういう時。
++++++++++++++++++++++++++
・・・で、終わりです。
あれ?
1日目ヘッドライナーは?
STONE TEMPLE PISTOLSですよね。1曲も見ておりません。
もともと見ないで帰ろうと決めてました。
しかも、Final Countdown なんて聴いたら、そりゃもう終わりじゃんてなりますよ。
サポーターの皆さんごめんなさい。
ヘッドライナーにもってきた、企画担当者に苦情を申し出てください。
以上、LOUD PARK 13/Day1でした。
フィンランドの若きスピードメタル。
PVでは現代的な音に聞こえたんだけど、実際に聴いたら初期スラッシュメタルに印象が近い。
会場やPAなど条件に因ったのかもしれない。一層激しく、乱暴な音でございました。
1曲め始まるやいなやサークルピットでまともに見れず。
右端に避けて場所確保したものの、一発目からそんなんで冷めてしまい、
ヘドバンする気にもなりませんでした。
というか、もう一捻り欲しいなぁというのが正直な感想。
全てが同じに聞こえてしまう。素直過ぎる曲ばっかりで、長続きしないなと思ってしまう。
それでも多くの期待を集めたのは明らかで、朝10時半から結構な集客に貢献していた。
まだ若いので、今後の変化を楽しみに。
++++++++++++++++++++++
Crossfaith
ごめんなさい、2分くらいしか見てません。どうしても駄目なんす。日本人がボーカルとってるの。
コレばかりは誰に何を言われても駄目。何も申し上げられません。
++++++++++++++++++++++
Bring me the horizon
なんでこういう、面倒くさいバンド名を付けたがるのか最近の人たちは。
UKからの、現代的なやつです。
この言い方で分かってもらえると思うけど。
好みではないです。こいつらじゃなきゃ出せない音ってワケでもない。
2000年頃からかい?この感じがメインに上がってきたのは。
音の好き嫌いは人の勝手だから仕方ないんだけど
俺達だけのナントカ、みたいのをもっと追求しないかな。
ダサくてもいいからさ。
++++++++++++++++++++++
DEVIN TOWNSEND PROJECT
キャリアはあるようだが私は知らなかった。カナダ出身のデヴィン・タウンゼンドが率いる。
彼自身は、スティーヴ・ヴァイのアルバムなどにも参加した経歴を持つ。
このヴィデオでも分かるように、ユーモアのセンスとヘヴィな音で
自分のキャラクターを上手く作り出している人のようです。
開始前のバックスクリーンにチーズバーガーが映っていたのが謎。
物販やってるロッテリアの策略か。
一服して、始まって数曲後に会場へ入ったので、チーズバーガーの理由は今も分からず。
ここまでのバンドと違い、すっかり大人な彼らのステージングは
おっさん臭さもありながら、何を見せればよいか計画立てられている感じで
良い意味での安定感を醸し出していた。
4人とも襟付きの黒いシャツを着用。大人である。
本人はジャケットまで着こみ、金融系ルックスが決まっている。
よく見るとシャツには「dp」と、チームロゴの刺繍が施されていた。
まさに会社員のユニフォーム。
しっかりした演奏にユニークな個性。いい感じのおじさん達なのだ。
世のロック小僧共は、俺もこんな風になりてぇ~、と思うのだろう。
なれないよ。
ちなみにメンバー4人中、3人が坊主頭であった。
++++++++++++++++++++++
THERION
お目当てバンドのひとつだ。
だった、という方が正しいか。まさかトーマス・ヴィクストロム来ないとは思わなんだ。
一目惚れのトーマスがいないのでは、どうにも話にならん。
初めて彼を確かめられる、LOUD PARK 13最初のお楽しみだったのに。
強引にトーマスの映像を引っ張ってきました。
機材セッティングがグダグダし、開始が15分遅れる。
遅れた分は伸ばされず、演奏時間が単に短くなってしまった。
なんてケチくさい運営なんだ。
途中の曲では入りに失敗し、やり直すハプニングもあり。(予定曲を変えたのかもしれない)
女性ボーカルの一人が何度も「スミマセン~」と言わなきゃならないほど、
全体的に締まりのないステージとなっていた。
本人たちだって急に演奏時間を短くされたら、そら気分も良くないわね。
ちなみにその娘は、水玉模様のツインテール。
トーマスではない、今回のメインボーカルはスノーウィ・ショウ。
なんじゃこの顔は。
白塗りに黒縁。
2日目に来るはずだった誰かさんみたいじゃないか。
演奏が乗ってくれば本来のゴージャスメタル。
オペラと北欧民謡の牧歌的なメロディーを融合したような、
冷たい空気感の素晴らしい音楽だと思う。
お願いだこのままいってくれと、祈らずにはいられなかった。
フランス・ギャルのあれは、どうなんだろうな。
なんでも最新作がフレンチ・ポップスのカバーだそうで、
色んな意味で考えさせられる今回であった。
++++++++++++++++++++++++++
LORDI
この日はKISS幕張メッセ公演と見事カブっていた。
それで人が少なかったと、言えなくもないか。
LOUD PARKでKISSに対抗するならば!と呼んだわけでもないだろうけど、
見事なクリーチャーがステージ上にお出まし。
分かっていたけど、実物見たら思った以上に仰天した。
本当にああいう生き物が楽器弾いてるようにしか見えない。
出来栄えは上々である。
フェスで本命と思っていたバンドより、注目していなかったバンドにヤラレるのは何故だ。
LORDIはまさにそれである。
すんごい見た目と意外にポップな曲調、といったら、それはKISSじゃないか~。
幕張メッセ行かなくて良かった、選択は正しかったのだ。
これからはLORDIだな。
++++++++++++++++++++++++++
LYNCH MOB
1日目の大本命、ジョージ・リンチ師匠。
最後の最後で追加ラインナップとして発表されました。
実は昨年、ご本人様は来るつもりでいらしたようなのですが、
どういうわけか入っていませんでした。
その時はT&Nでと仰っていたけど、結局LYNCH MOBです。
今回のボーカルですが、勉強不足ですみません。
「明日のLast in Line見てね」みたいなことを言ってたのだが、関係者?
しかし師匠はいつだって、ドン・ドッケンに似た声質の人を拾ってるな。
分かる気が致します。好きになる人って、いつも似てるのよね♥
ステージが暗転する直前にギターが聞こえて、
なんだこのサウンドチェックしてる人巧いな、なんて思っとったら
師匠でした・・・。
もう弾かずにはいられないんですね!はいはい。
俺は弾きたいのよ。
まだですかあ~。
師匠の思うままにステージは進行します。
ボーカルがMC頑張っても、無視して弾いちゃう。
それでも負けずに客をノセます、頑張るぞ。
とはいえ、私は師匠しか殆ど見ておりません。
スーツでびしっと決め、カミソリギター(あら懐かしい)をご披露なさるお姿しか。
何年経っても切れ味抜群です。
お前、タッピング奏法って知ってるか?!
肝心の曲目ですが、DokkenとLYNCH MOB半々くらいかな~。
入りがTooth and Nailですからね。サービスといったところでしょうけど、
いい曲たくさんあるから、MOBに偏ってくださって構いませんでしたのに。
まあLYNCH MOB文字通り、LYNCH集団なので、何を演っても文句はございません。
The Hunterが聴けたのはやっぱり嬉しい。
Dokken時代はコーラス殆ど担当しませんでしたが、今はお歌もアリなんですね。
あと、喋りましたね(笑)
おおー、師匠が喋った!私もう十分です。
59歳で素肌にジャケット着れるお方は、あなたくらいしか居ません。
ますます愛は深まります。
ちなみに、師匠と一度だけ握手をしたことがあります。3年前?
怖いかな~と警戒したのですが、とても優しい方でした。歳のせいかも知れませんが。
+++++++++++++++++++++++
BEHEMOTH
今回唯一のブラックメタル。北欧ではなく、ポーランドのバンド。
こういったバンドの召喚こそ、フェスの存在意義なのだ。
単独では、日本のマーケット考えたらちょと難しいものがある。
中心メンバーのネルガルさん、白血病で近年は厳しい状況にあったようです。
来れたということは、峠を越したのでしょう。来てくれるのは有難いことですね。
ここまでの流れとは全く違い、全員が無表情なまま進むステージ。
フードを被ったネルガルは悪魔というより、修行僧のよう。
時折こちらに向かって感謝の思いで手を合わせるなど、悟りを開いた人に見えた。
今年の映像を拾ってきました。衣装は同じで、上にマントを着ていた。
ネルガルの反宗教的行動で、自国内ではメディアの締め出しくらったりとか、
今でもブラックメタルらしさ(?)を失わずに活動中です。
そういうの、あんまりないよね。皆わりと一般的に行動するようになったりして。
Darkthroneが好きな自分が言うのもなんですが。
+++++++++++++++++++++
CARCASS
これを目当てが多かったんじゃないかな。盛り上がり凄かった。
ビル・スティアーは、これ以外のバンドで2回観てる。カーカスは活動休止中に知ったので。
まさかこんな穏やかな美形が、ゴアなんか演るのかという。
バックスクリーンにはお肉屋さんの映像が終始流れておりました(笑)
違うから。
R指定だよふつうに・・・。
客は当然のごとくサークルピット モッシュ ダイブ な様子で、
またも端っこに追いやられる始末。
最近のライブ、あいつらのせいでセンターで見れることが少ない。
かなりウンザリしてます。(サークル煽るバンドもいるから。どうにもならん。)
ビルのグロウルもあり、しかし弾く姿は変わらずなんだなと。
ロッケンロールなビル
ゴアなビル
こんな風に音楽のタイプが異なっても、音に合わせられ、かつ自分のプレイが失われない。
当然といえば当然ですが
プロってすげーのね、って思っちゃう。
ところでビルのレスポール。
赤にゴールドパーツ?だったら自分のと同じなんだが。
+++++++++++++++++++++++++
ANGRA
以前とはボーカルが違う人みたい。ちょっとググると、創設からメンバーチェンジが激しいようだ。
元はVIPERから発生したバンドなのだわ。
何やら気にはなりますが、正直言うと好きなバンドには入らない。
キコはいい音出すギタリストだと思うけど、曲が普通である。
いってみれば王道路線、あまり特徴を感じないのが否めません。
日本人に受けやすい線ではありますね。
あえて言うなら、ブラジルのヘヴィメタルは裾野が広いってこと。
ワールドカップもオリンピックも、開会式はメタルしかないな。
+++++++++++++++++++++++++
EUROPE
え?ヨーロッパ出んの??
って思ったのは私だけなのか。そのくらい、サブヘッドライナーの位置づけに戸惑い。
その思いを見事に裏切る、良いステージでした。
当時、ジョーイが北欧の美形ボーカルっていう注目度で、
あとはジョン・ノーラムのほっぺが赤いとか、ビジュアル要素の見方をされがちではあった。
もちろん、楽曲や演奏技術に対する評価は高かったけども、
あれだけ美形がフロントにいたら、本来とは違う評価も受けてしまうのよ。
80年代とは、そういう時代でもありました・・・。
さて、そのジョーイ。歳はそれなりにして、老けたっていう印象は無いな。
声もハイトーンに渋さが入りましたが、聴き応え十分でした。
北欧ハードロックの貴公子健在。田舎の兄ちゃんテイストも変わらず。
Seven Doors Hotel、Carrie、Rock The Night といった、皆が聴きたい曲は揃えた感じ。
Rock The Night。カラオケで盛り上がれそう~って、カラオケ行かないけど。
好きな人は歌ってね。
実はそれほどEUROPEに思い入れたことは無く、有名曲をざっくり聴いていた程度だ。
なのに、やってしまった。
Final Countdown でジャンプ大会。恥ずかしいぜっ!
世界一有名なキーボードのイントロ。
私も10代の頃は鍵盤やってたから、このイントロは弾いちゃったよね。
改めて聴いても、EUROPEはダサい。
そのダサいところをあんまり変えてないのが、逆に良かったみたいです。
やっぱジョーイ・テンペストだね!と言われるような。
Final Countdown演らないとだよね!と期待されるような。
そーゆうのを奥せず貫いていて、今回のライブにつながったんだと思います。
絶対にEUROPE知らないよね???というような若い子たちも
待ってましたとばかりに合唱してんだから・・・
こいつらじゃなきゃ出せない音。
それが最近の音楽には足りないものなんだ。
今年がデビュー30周年だそうで、そんなに経ちましたかぁ。
自分はなにをして来ただろうと反省ばっかするんだよね、こういう時。
++++++++++++++++++++++++++
・・・で、終わりです。
あれ?
1日目ヘッドライナーは?
STONE TEMPLE PISTOLSですよね。1曲も見ておりません。
もともと見ないで帰ろうと決めてました。
しかも、Final Countdown なんて聴いたら、そりゃもう終わりじゃんてなりますよ。
サポーターの皆さんごめんなさい。
ヘッドライナーにもってきた、企画担当者に苦情を申し出てください。
以上、LOUD PARK 13/Day1でした。
PR
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Profile
HN:
rocker rosa (Nora Rockers)
性別:
女性
趣味:
音楽~スノーボード~車~美術・工芸~旅行
自己紹介:
<世代>
L.A.メタル、スラッシュメタル
<最初の洋楽>
父親が爆音でかけていたジャズとFM
<実は好きだった>
カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン
<嫌いな音楽>
パンクと名乗る現代ロック
<同じ誕生日の人>
ジョニー・サンダース、イアン・カーティス、ジョー・サトリアーニ、トレヴァー・ホーン、ジェイソン・ボーナム、リンダ・ロンシュタット、ステファン・オマリー、チ・チェン、レンブラント、ラリー・コーエン
<反省していること>
あまりにもしていないギターの練習
L.A.メタル、スラッシュメタル
<最初の洋楽>
父親が爆音でかけていたジャズとFM
<実は好きだった>
カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン
<嫌いな音楽>
パンクと名乗る現代ロック
<同じ誕生日の人>
ジョニー・サンダース、イアン・カーティス、ジョー・サトリアーニ、トレヴァー・ホーン、ジェイソン・ボーナム、リンダ・ロンシュタット、ステファン・オマリー、チ・チェン、レンブラント、ラリー・コーエン
<反省していること>
あまりにもしていないギターの練習
忍者アナライズ
フリーエリア