収められているのはいわゆる印象派や自然派(この名称は確実なものではないと思う)など、一般的に最も知られたあたりの、言ってしまえば当たり障りのない作品群。私はポップアートから美術に入ったくちなので、若い頃(おっ。言ってしまった・・・)は印象派周辺に全く関心がなく、つまらないものと決めてかかっていた。
しかしある程度の鑑賞力がつくと、それらの一見おもしろみに欠ける作品が持つ”光の捉え方や彩色の工夫”など技巧の楽しさ、”対象に向けられた気持ちの現れ”といった魅力に気づく。
またコローやルソーの描いた変哲のない風景画も、確かにカンヴァスの中の自然だけは19世紀のまま時を止めているわけで、いま自分がいる時間との間に百年あると考えるだけでかなり不思議である。
他に、エコール・ド・パリに位置するユトリロやドガも少数ながら収蔵されている。
館内の所々に配された休憩用の椅子は、よくある美術館の事務的なソファではなくアンティーク(調?)家具。さすが家具屋~。
水色地にバラの織り模様が入った猫脚っぽいカウチの前には、ロココな作品が架かっている。自宅のリビングで画を眺めるような気分に・・・なれば良いかな(笑)。
個人がこれだけの作品を収集するとはかなりのもの。小粒だけど休日ふらっと立ち寄るには丁度よい規模。
その甲斐あってか?失礼ながら思ったより来館者がいて、いい具合に”地域の美術館”の役割を果たしているよう。
写真は全く関係なく、出口付近におかれた他美術館のチラシ。愛知で内藤ルネ展があるらしい。特殊プリントで、チラシと称するには惜しいくらいよく出来ている。
しかし愛知に見に行くわけがなく、このあとの予定としては東京芸大のバウハウス展。チケットはマイスペで当たりました。
渋谷文化村の薔薇絵画展にも行きたいと思います。
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