xx 迷い猫ちゃん、うちにたどり着きました†Gone with the fiend~ロックばかり聴いてちゃダメよ! 忍者ブログ
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Stray cats/New Beststray_best
借り物CDです。深い思い入れもなく、来年早々にセッツァーが来日する、それだけ知っていて偶然目にしたため、借りました。
ジャケットもクリームソーダのTシャツみたいで可愛いし。
改めて知った、生ける宝のような人ブライアン・セッツァー
歌ってよし弾いてよしですから、貴重な人材だと認めざるを得ません。

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Stray Catsは私が小学生の頃全盛期だったかなと。リーゼントのお兄ちゃん3人組は(どちらにも悪い言い方ですが)横浜銀蠅の外人版、くらいにしか見えなかった。

ボーイ・ジョージが好きな小学生だったんだから仕方ない。

若い頃はどちらかというと複雑で気取った音楽が好きなもの。ちょうどブリティッシュ・インヴェイジョンだった時代にStray Catsのストレートなロックを聴いても、ピンと来なかった。

時を経て、私もいい加減ロックのなんたるかを多少分かった今、このバンドの持つシンプルで揺るぎないロック魂に直撃された。

このアルバムはタイトルどおりベスト盤で、’89年に再結成後の音源だそう。
89年から93年ですから、たとえ今から10年以上も前といっても、まさかあのロック氷河時代
こんな音楽を堂々と作り、全盛期の若い頃に負けない緊張感を保ってたとは・・・凄いの一言。

アルバムでは、いかにもスキップしたようなロカビリーソングから渋いロッカバラードまで、捨てるところなく網羅していた。途中エルヴィスエディ・コクランの”聴いたことある”フレーズを多用した曲や、
歌わずにはいられないのだろうCan't help falling in love” などはご愛嬌で。

終盤に入り、突然ロカビリーとは少し違うメロウなロックが始まった。”The knife feels like  justice(刃のジャスティス、という邦題がついている)”。
お?青春ロックだなあボンジョヴィ
みたい・・・なんて思いつつ、サビメロで「これ、すごく聴いたことある!」と気づいた。
 
’86年に出されたセッツァーの初ソロ作品で、当時ラジオでしょっちゅうかかっていた曲だった。なんでだろーか、当時は
殆ど見向きもしなかった曲なのに、電車ん中で泣きそうになった
ジョン・メレンキャンプとか、ブライアン・アダムスなんかと並べたい。
setzer_solo
ジャケ写見て、当時がフラッシュバックしました。

2009年2月
に予定される来日は「The Brian Setzer Orchestra」としてなので、ロカビリーの彼に興味を持ったとして果たして楽しめるものか分からない。
ビッグバンドスリーピースでは、生まれるものが全く違う。

よく来日する人なので、次回スリーピースだったら迷わず観に行きたいのだけど・・・。

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