それとは無関係になぜか最近、Cinderellaの曲が妙に懐かしくなって思わず探しました。
かつて持っていたヴィニル盤はとある理由で手放した為、ユーズドCDを。
とくれば「Night Songs」買ったの?と思うでしょうが、違います。「Heartbreak Station」。
今の私にぴったりなタイトルのアルバムは、彼らの3rdです。
と言ってますが実は3rdを初めて聴く。彼らのこと、「Long Cold Winter」を適当に聴いた時点で終わらせてたのね。ほらほらよくあるメタル・ミーハーって奴か?いえ、失礼・・・。
時期的にL.A.メタルと同カテゴリに放り込まれたのは不運だと思う。
実際はフィラデルフィア出身でコテコテのブルージーだもん。ボンジョヴィに目をつけていただいた、という触れ込みも、あまり良くなかったんじゃないかな。
バブリーな女子ファンがハエのようにたかりそうな演出でしょ。あ、お前もなって?(笑)
以前、彼らが日本の某TV番組に出演した際の爆笑エピソードをリンク紹介させてもらったけど、80年代に人気を博したバンドには必ずこの手のハズカシ物語があるのだ。
(ちなみにこのエピソードは本当におかしい。ブログ主さんのセンスに感服 http://rock.princess.cc/rock-4/cinderella.html)
話がそれましたが。
そんなデビューから2ndにおける劇的なブルージー路線への変化、メタル・バブル終焉を目の当たりにした形で、彼らのアイドル的人気は失速した。
だからといってメゲなかったのだ、彼らは。
「Heartbreak Station」全編、エフェクトは極力少なく、アコースティック色も感じる。本来の実力なんだろう・・・涙が出そうになる優しい、しかし乾いた空気が漂う至ってクールでシンプルな構成でした。
そこには”Shake Me”も”Nobody's Fool”もないのだ。キラキラメタルの安衣装も必要ないのだ~。
心が傷ついた時、あまーい(ふにゃけた)曲を人は聴きたがるもんなのだろうが、私はそういうのが大嫌い。むしろこんなアッサリしたブルージーなロックは癒し以上に、疲れてどうでもよくなってるクソみたいな自分を突き放しておいて、実は遠くから見てくれているって感じがするのだ。
あらら・・・何言ってるのか分からなくなってきたぞ。
4thをもって一度は消滅したようですが、ガラスの靴はロックの神様がそっと仕舞っていてくれたらしい。
彼らは今でも十分活動を続けているので、あまり遠くないうちに来日してくれる事を望む。
オフィシャルページ http://www.cinderella.net/
(もうどうでもいいことですが、エリックは別人過ぎます・・・笑)
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L.A.メタル、スラッシュメタル
<最初の洋楽>
父親が爆音でかけていたジャズとFM
<実は好きだった>
カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン
<嫌いな音楽>
パンクと名乗る現代ロック
<同じ誕生日の人>
ジョニー・サンダース、イアン・カーティス、ジョー・サトリアーニ、トレヴァー・ホーン、ジェイソン・ボーナム、リンダ・ロンシュタット、ステファン・オマリー、チ・チェン、レンブラント、ラリー・コーエン
<反省していること>
あまりにもしていないギターの練習