xx さよなら さよなら― できると良いが。†Gone with the fiend~ロックばかり聴いてちゃダメよ! 忍者ブログ
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何が転がり込むか、分からないのが人生というもの。

さよなら、さよならハリウッド(Hollywood Ending/2002)― ウディ・アレンらしい、少々しち面倒臭いドタバタぶりのコメディである。
果たして自分は、困難など過ぎてしまえば単なる思い出、と言える日が来るだろうか。

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ウディ・アレン映画はあまり得意じゃなく、「アニー・ホール」も途中すっ飛ばして、
結局どういう内容だったか分かっていない。
この監督の映画は、会話が多すぎて疲れるというのが、正直な印象である。
そして大抵は、ウディ・アレン演じるダメ男が、これでもかという程にイライラさせる。
そのダメ男が、しかも全くイケメンじゃない男が、なぜか女性に寄られるし、そのへんが意味分からないのだ。


この映画、邦題がなかなかに上手く付けられている。
なにが ”さよなら” なのか、エンディングには分かるのだけども。



イライラしながら一つだけ感じ取ったものは、あるところに固執するあまり見えなくなってしまう ”何か” が
いつかきっと見えてくるのかなという、小さな希望である。

言い訳ばかりする人、自分はお終いだと毎日嘆く人、
そのわりに心の片隅では「いつかうまくいく」と思う人。
切羽詰ったときにちょっとお薦めの映画。


この作品の顛末そのものが、まさに映画の内容と似通っているらしい点も、笑える。
さよなら、さよならハリウッド - Wikipedia
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